「大麻グミ」の報道をきっかけに、同じ大麻草由来であるCBDにも懸念の声や視線が集まっています。
まだCBDは日本で広く認知されていないものの、近年都内を中心に注目され始め、まさにこれからといった大事な時期でした。
このため、日本は大麻という単語を聞くだけでも警戒から入る現状でCBDがどのようなものかを知る姿勢になりづらい状況の中、このような報道が出たことで一層警戒し、不安を感じるのは当然のことだと思います。
筆者も、CBDを初めて聞いた時は警戒し、怖いものだと思っていました。
「大麻草」というだけでその先まで知ろうとする方は少ないかもしれませんが、いまこのコラムを読んでくださっている皆様は、CBDについて良くも悪くも知ろうとしてくれている方だと思います。
ここではCBDと今回大麻グミに含まれていた「HHCH」の違い、また安全性について説明していきます。
●自然物 or 化合物
CBDとHHCHの大きな違いは、自然物か化合物であることです。
HHCHは、大麻の中に微量に含まれる天然のカンナビノイドでTHCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)を水素化させたカンナビノイドで、挙げられている効果としては多幸感などがあります。
HHCHの副作用として言われているのは以下の通りです。
幻覚作用や目の乾き・吐き気・めまい・眠気・勘ぐりなど
さらに、HHCHは精神作用が強いために、薬物依存に陥る可能性も指摘されています。
※HHCHの元となるTHCHは2023年8月4日に規制対象となりました。
この反面、CBDは自然物です。HHCHのような化合物の“人の手によって作られたもの”ではなく、自然物であるために効果を実感する量や濃度には個人差が生まれますが、安全性がWHOにも認められています。
●CBDには精神作用がない
繰り返しになりますが、CBDは自然物でかつWHOで安全性が認められている成分です。
日本でも法案改正により医薬品として利用することが可決されました。
THCHやHHCHのように精神作用がなく、副作用もほとんどないとされています。
CBDについての詳細はCBDコラムをご覧ください。
元の成分の性質を知ることで大麻由来の製品の良し悪しの判断がつきやすくなります。
また、RECOMYではHHCHを含む製品を製造、取り扱いしておりません。
現在販売しておりますCBD製品も、検査期間を通して安全性が確認されている製品を取り扱っています。
今回の「大麻グミ」報道でのCBD製品に対する不安が解消されましたら幸いです。