味の決め手?キャリアオイルの種類(1)

味の決め手?キャリアオイルの種類(1)

CBD製品のなかで最もポピュラーなのが「オイル」

その名の通り、オイルにCBDが溶け込んだ製品となっています。

なぜオイルなのかというと、

CBDは油に溶けやすい性質を思っているからです。

CBDって、水には溶けないんですね。

 

水に含む(混ぜる)ことは可能ですが、溶けているわけではないので、

時間を置いておくと沈澱が…ということがあるかもしれません。

 

それはさておき、CBDオイルを製品にするにあたって、CBDを溶け込ませるための

“油”は「キャリアオイル」が使われています。

キャリアオイルとは、 植物油脂の一種です。

 

元々はアロママッサージ等で使われるベースとなる油脂をキャリアオイルと呼んでいました。

アロママッサージで使われる精油をお肌に塗布できるようにする、かつ精油の有効成分をお肌へ効率的に運ぶ役割を果たすことから、Carry + Oilに由来しこの名がついたそうです。

 

CBDをキャリアオイルに混ぜることのメリットは主に以下の3点。

・体内への吸収性が上がる。

・摂取量の調節が簡単にできる。

・キャリアオイルの栄養素も摂取できる。

 

吸収性がよくて栄養も一緒に取れるなら一石二鳥に聞こえるのですが、実はそもそも“油”が体質的に合わないという方には注意が必要です。

こちらのコラムでCBDの副作用について触れましたが、副作用が起きた時に考えられる要因はこのキャリアオイルの可能性が高いのです。

推奨されている摂取方法だと、CBDオイルはそのまま口に含むため気持ちが悪くなることもあるでしょう。

CBDオイルの摂取方法に工夫を加える(飲み物に混ぜる、調理に使うなど)でもいいのですが、これではCBDオイルを使用することのメリットは最大に活かせるとは言い難いです。

そこで、キャリアオイルが異なるCBDオイルを試してみるのがいいと思います。

 

違うものと言われても…

自分の使った製品のキャリアオイルがなんなのか、ほかに何があるのかわからない。

そういった方のために、CBD製品に使われるキャリアオイルの種類をご紹介します。

 

 

 

 エントリーNo.1 MCTオイル

【メリット】

・太りづらいオイル

・高濃度にCBD含むことができる(可能な含有量が他オイルよりも多い)

 ・キャリアオイルが安価であるため製品の値段が高騰化しづらい

【デメリット】

・栄養素がない(一緒に摂取できる栄養はない

・抗酸化作用の成分が含まれていない(他のキャリアオイルには含まれている。)

 

 MCT(Medium chain triangle)とは“中鎖脂肪酸”と呼ばれる脂質の一種です。

ココナッツオイルやヤシ油(パームオイル)などを原料としています。

現在販売されているCBD製品で最も多く使用されているキャリアオイルです

 

 

 

エントリーNo.2 ヘンプシードオイル 

【メリット】

・オイル単体での栄養素が豊富
(皮膚や関節組織、脳、免疫細胞などに良いとされるα-リノレン酸)

【デメリット】

・CBDを含有できる量が少ない

・オイル自体が高価なため、CBD製品の値段も高騰化しやすい

 

大麻草の種子から抽出されるオイルです。

CBDのキャリアオイルという以前に、美容、健康面にメリットがある“スーパーフード”として知られています。

麻特有のCBDやTHCは含まれないとされています。(現在の段階では証明されていません。)

 

 

エントリーNo.3 オリーブオイル

【メリット】

・オイル単体での栄養素が豊富
(ビタミンK、ビタミンE、ポリフェノールなど)

【デメリット】

・CBDを含有できる量が少ない

 

オリーブオイルは、MCTオイルに次いでキャリアオイルとして多く使用されています。

長鎖脂肪酸の構造を持ち、MCTオイルと比べると体内の脂肪組織に蓄積しやすいです。このため、体内に長時間止まって緩やかにCBDも蓄積していくと言われています。

 

 

いかがでしょうか?今回は3種類のご紹介でしたが、他にもいくつかCBDに使われるキャリアオイルがあります。

次回はそのほかのオイルについて説明していきます。

 

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